ブラジル N.S.カルモ農園
ブラジルは生産・輸出量ともに世界一。味も多用だが、標高が高いカルモデナナス地方のカルモ農園は、マイルドで上品な香味を生み出す農園のひとつ。ほどよい酸味と甘み。
ブラジル サントスNo.2
サントスはブラジルの東南部サンパウロ市から車で1時間半という近くに位置する南米最大の港の名前です。また、世界最大のコーヒー輸出港になります。ブラジル全土から集まり、このサントス港から積み出された豆は麻袋にsantosとスタンプされ、「ブラジル サントス」になります。100年以上前(1908年)から日本人の移民が始まり、彼らが、最初にたどり着いたのも、このサントス港。今では約150万人もの日系人がブラジルに住んでいます。
No.2の格付け (No.1は存在しない)
No.2は最上級の生豆の等級を表します。ブラジルでは欠点豆の混入量によって、厳格に等級を分けています。300gの生豆サンプル中に欠点豆4個以内のものをNo.2と評価します。欠点豆0は、ほぼあり得ない話なので、ブラジルではNo.1グレードを設けず、No.2を最上級とし、№8までランク分けしています。
ドミニカ ムエボムンド農園
急斜面の山岳地帯で、良質なコーヒー豆が栽培される。
なかでも中央高原エリアのヌエボムンド農園で栽培される豆は、華やかな酸のなかにも甘みを持ったマイルドな飲み心地。
パプアニューギニア ジグリ農園
上質なマイルドタイプの豆が採れる生産地。ジグリ農園は同国最大の規模を誇る、完熟した実を摘み、天日干しで仕上げる豆は、まろやかな甘みとコク、酸味が絶妙なバランス。
コロンビア トレド
”コロンビアマイルド"と呼ばれるが、品種改良が進み、味わいは多用になった。トレド地区はティピカ種が多く残り、柑橘の酸とコクのバランスが良いコーヒーを生み出す。
コロンビアはコロンビア国で生産される豆のことで、酸味とフルーティな甘味、マイルドなコクが特徴です。
ブレンドのベースに使われることも多い銘柄です。
豆の大きさによって順にスプレモ・エキセルソの格付けがあります。
ケニア ワンゴ農園
ケニアは、世界有数のコーヒー産地。なかでもワンゴ農園は、世界トップレベルの豆が収穫される。熟した果実のような甘みと酸味、しっかりとしたコクが際立つ。
イエメン ハラジ
「トレーサビリティのあいまいなイエメンにあって、この豆はハラジ地方産で、産地の特定できる珍しい豆。果実やスパイスなど複雑な香味が特徴。生豆の鮮度もいい」
ガテマラ ガルモナ農園
「8つの産地のあるガテマラのなかでも有料産地として知られるアンティグア地方の農園。標高が高く、寒暖の差があり、華やか酸と明確なコクを生み出す」
エチオピア ミスティバレー
日本で馴染み深いコーヒー生産地。なかでも完熟の実だけ用いたミスティバレーの豆は、赤ワインのような香味とフルーツ、スパイスなど様々なニュアンスを持つ同国の最高峰。
インドネシア スマトラマンデリン
「スマトラ島で栽培されるマンデリンは、インドネシアを代表するコーヒー。滑らか下ざわり。ハーブやスパイスに果実の香味が混ざる。小農家の栽培する豆」